股関節痛

2020年6月3日

このようなお悩みはありませんか?



・足の付根に痛みがある
・お尻や太ももの前後に痛みがある
・動くたびに脚の付け根に痛みが出る
・痛くて階段の上り下りがつらい
・あぐらがかけない

そもそも股関節って?

股関節は本来下図の赤い丸印の部分、つまり骨盤(寛骨)と大腿骨の接続する関節の部分をいいます。

股関節

ですが、股関節痛を訴える方の多くは、下図の青い線で囲んだ部分全体を股関節と考えているようです。

 


ですから『股関節が痛い』と言っても範囲が広く、痛む場所によっては股関節自体の問題ではないこともあります。

それも含めて股関節痛についてお伝えします。

本当に股関節が原因?

恥骨結合のズレ

恥骨のズレ

実はこの、実際に股関節痛を訴える方の股関節の範囲(上の図の青い線で囲んだ部分)は、恥骨のズレによって生じる痛みの場所とほぼ一致します。
産前・産後の恥骨痛を参照
当院のケースでは恥骨のズレがあった方の半数以上は、最初は股関節痛を訴えてこられたのです。

骨盤(腰椎)の歪み

腰痛の方が股関節に痛みを訴える場合もあります。

この場合、坐骨神経痛の症状が生じるくらい腰痛が悪化してしまった方に多く見られます。
当然股関節痛以外に、腰痛や膝痛を伴う事があります。

厄介なのは、骨盤の歪みがひどいにも関わらず腰に症状が出ないこともあることです。
腰痛を疑わないために股関節ばかり施術を繰り返し、一向に良くならないということもよくあるケースの一つです。

このように、股関節の周囲の痛みにはいくつか股関節とは別の原因があります。
そのことも念頭に入れた上で股関節痛を見ていく必要があります。

股関節痛の原因

ここで言う原因は、実際に股関節に問題があって痛みが出ている場合です。

では、どのようにして股関節に問題が生まれるのでしょう。

生活習慣

普段の生活の中での何気ない動作の積み重ねだったりします。
立っている時につい右足に体重をかけてしまうとか、いつも左の肘掛けに体をもたせかけて座っているとか、一度したくらいでは何でもないことでも、長年の積み重ねで異常をきたしてしまう事になります。

激しい運動

特に下半身に負荷をかける運動によって関節が傷んでしまいます。
走る、跳ぶ、サイドステップを使う、などを多用する運動は股関節に大きな負荷をかけます。

病気

関節リウマチなどの症状の一つとして出る場合、細菌感染によって起こる場合など、病気からくる股関節痛もありますから、まず専門医のところに行くことは大事なことです。

先天性の変形

女性に多いのですが、先天性臼蓋形成不全のように生まれつき関節の状態が不完全な場合に、慢性的に痛みを抱えている事があります。

丸林施術院の股関節調整

股関節を見る上で一番重要視しているのは2点です。

①関節に遊びがあるか
②関節のはまり方に歪みがないか

関節の遊びとは、簡単に言うと関節と関節の間の僅かな隙間です。

股関節に限らず関節には遊びがあります。
遊びがある関節は、関節部分を圧縮しても僅かに動く事ができます。
言い方は悪いですが、わずかにガタつくと思っていただけるとわかりやすいかと思います。

その遊びがない関節は接触面や周囲の組織に負担をかけるので、痛みや炎症を起こします。
関節のはまり方に歪みがなければ、自動的に遊びができているので痛みや炎症はおさまります。

つまり、関節のはまり方の歪みをとって遊びを作ることができれば、股関節はいい状態になっていきます。
変形性が問題になる股関節の大部分は、これだけでも改善が期待できます。

丸林施術院の股関節調整


1股関節の調整
股関節の変形その他の理由で症状が出ている場合、股関節周辺の筋肉は緊張して固くなり関節の動きも制限されてしまいます。
股関節の調整をすることで、関節の動きの制限を改善させます。



2骨盤の調整
股関節の調整をしても症状の変化が見られない場合に行います。
股関節の可動性に問題がない場合は、骨盤の歪みが原因と考えられます。
この場合、当院の腰痛調整に使う骨盤調整を行います。

 

丸林施術院のご案内

 

 

 

 

 

院名 丸林施術院
住所 〒329-0111 栃木県下都賀郡野木町丸林387-7
電話番号 0280-51-7782
営業時間 10:00~20:00
定休日 日曜日(臨時休業は営業カレンダーをご覧ください)
院長 土井俊典
最寄り駅 野木駅、古河駅
交通情報 野木駅から徒歩5分。駐車場あります
料金
(施術時間:初回40~80分,二回目以降30~60分)
初見料:1,000円
施術料:5,000円
※来院後3カ月経過しますと再見料(1,000円)がかかります

丸林施術院の周辺地図

住所:栃木県下都賀郡野木町丸林387-7

Posted by 土井俊典