太っていると腰痛になりやすい?

頭痛肩こりを姿勢から改善するてのひら整体です。
腰痛と肩こり頭痛で来院されたお客様です。
今一番つらいのは腰です。
そのお客様から、
「主人からは、『太ってるからだよ』のひとことなんですよ(笑)。やっぱりそうなんですかね」
と質問されました。
確かにそれはあります。
上半身の重さが標準体重の人よりも8㎏重いとしたら、その人はいつも8㎏の赤ちゃんをおんぶして生活しているのと変わりませんから、腰の負担は大きいです。

自然と壊れやすくなります。
もうひとつは、姿勢への影響です。
太ってくると、どうしてもおなかに肉が付きます。
そうすると、妊婦さんと一緒でおなかが前にせり出して腰椎(背骨の腰の部分)を引っ張ります。
腰椎が前に引っ張られると、骨盤は前に倒れますから背中の上の方は後ろに倒れ、首が前に出ます。
そうなると、腰だけでなく肩こりや頭痛の原因も作ってしまいます。
つまり、度を越して太ってしまうと健康上あまりいいことはありません。

やはり、標準体重ぐらいまでは落としておいた方がいいです。
ちなみに、本当は太っている、太っていないを体重だけで判断しない方がいいです。
重要なのは体脂肪率の方です。
同じ体重だとしても、体脂肪率が低い人は筋肉が多いという事で、それほど姿勢を崩す原因にはならないです。
体脂肪率が高い人は、無駄な肉が多いために体を支える役には立たず姿勢を崩す原因になりやすいです。
体重は身長との兼ね合いで、適正な体重が変わりますが、体脂肪率は一定です。
だから、体脂肪率を基準に考えたほうが本当に太っているのかいないのかがわかりやすいです。
いずれにしろ、生活習慣病の事も考えて太りすぎないように注意しましょう。

腰痛

Posted by 土井俊典