同じ肩の痛みに見えても原因は違う

頭痛肩こりを姿勢から改善するてのひら整体です。
肩の痛みで来院されたお客様。
確認したところ、右肩から肩甲骨の内側、腋の下にかけての痛みがありました。
首を前後に倒すと、痛みが増します。
その時には、正直「これは長引くかな」と思いました。
過去のこの症状では、頸椎から上部胸椎に損傷があって痛みが出るケースが多く、半数以上の方が回復するまでに時間を要します。
ところが、触察してみると右側だけ肋骨のゆがみがあります。
腋の下にも強いこりがありました。
症状は同じですが、以前とは原因が違いそうです。
私「○○さん、何か激しい運動とかされてますか?」
お客様「はい、インディアカって知ってます?」
私「???」
お客様が教えてくれましたが、イメージとしては、大きめの羽根を手で打ち合う、バレーボールに似た競技だそうです(間違ってたらごめんなさい)。
大きく腕を動かすことが多い、激しいスポーツです。
どうやら原因はこちらにありそうです。
全身のバランスを整えてから、肋骨と腋の筋肉をゆるめて確認してもらうと、
お客様「...痛くないです」
症状から先入観を持っていつもの施術をしていたら、こんなにすぐに痛みは取れなかったかもしれません。

これを教訓に反省しつつ、お一人お一人の状態をしっかり確認しようと改めて心に刻んだ出来事でした。