長い間取れない腕の痛み
お客様:60代 会社員 女性
主訴
右肩(腕)を動かすと痛むという症状がとれずに、来院されました。
三年ほど前に痛くなった時には鍼で良くなったそうです。
昨年からまた痛み出したのですが、鍼の先生の所には行けなくなったため、いくつか他の施術院に通ったけれど改善の兆しがなく、当院に来られたとのこと。
右腕は仕事でよく使うのでとても不自由されています。
施術
検査をすると、右の肩と肘の関節が固まって動きが悪くなっていました。
そのため、上腕部の筋肉にかなりの負担がかかっていたようで、軽く押しただけで強い痛みを訴えます。
最初に全身の体液の循環を上げて筋肉の緊張をとり、その後右上腕部の筋肉を個別に緩めていきました。
施術後、圧痛は残りましたが(筋肉組織の損傷があるため)可動域は広がりました。
が、上まで腕を上げられるという所までは行きませんでした。
この筋肉の硬結が取れればほぼ改善するので、硬結が取れるまでしばらく通っていただくことになりました。
術後アドバイス
組織の損傷を回復させるには、血流を上げて細胞に十分な栄養を送り込む必要があるため、痛みのない範囲で(痛みが出るほどやるのはNG)腕を動かすようにしてもらいました。