体液の循環促進の方法
「体液の循環を高める施術をしますね」というと、はじめての方は電気で温めたり、マッサージをしたりすると思われるようです。
確かに、それでも一時的に循環を高めることはできると思います。
でも、温めた時だけとか、マッサージした時だけ循環が上がっても、それは一時しのぎになってしまいます。
大げさに言えば、人工呼吸器で空気を強制的に送り込んでも呼吸はしていることになりますが、呼吸器を止めてしまうと、自発呼吸のできない人は死んでしまいます。
体液の循環も、(もちろんまったくしていないわけではないですが)外側から強制的にされることではなく、体自体が循環を高める力をつけなければならないわけです。
てのひら整体で、「体液の循環を高める」施術とは、体自体が循環を高める力をつけるための施術という事です。
外側から強制的に循環させることを繰り返すのと、体が循環を高めることを繰り返すのとでは、大きな違いがあります。
外側からさせられていると、体は次第にそれに依存していきます。自発的にしていると、それが機能の強化になります。
だから、この施術はてのひら整体でも一番重要な施術になります。
で、はじめての方が驚かれるのは、その施術が1~2分頭を触れる程度で終わってしまうからです。