整体は科学で説明すると
巷では某科学者の論文の不正問題が話題になり、当の科学者さんがかなり不利な状態です。
私のような現場の人間は実証主義なので、
「では、実際にその細胞が存在するのかそれをまずはっきりさせてくれ」
と言いたいところです。
無論科学の世界にはその世界のルールがあるのでしょうが、ルールの目的はその世界の発展を阻害することを防ぐためのもので、単に罰したり足元をすくうためのものではないはず。
とっとと実証実験をして、本質的な答えが聞きたいです。
これは非常に片寄った意見かもしれません。
それは、私の整体という世界での経験がそうさせているのだと思います。
私の経験した中では、
・ある技術を習ったとします。
・結果が出たとします。
「この技術で、なぜこのような結果が出たか科学的に説明せよ」
と問うても、説明のできない(説明してもらえない)ことがあるんです。
「なぜかはわからないけど、こうするとこういう結果が出るのです」
もしかしたら、無理やりこじつければ説明できるかもしれませんが、それは後付けです。
実際には、『先生がこうやればこうなる、と言うからやってみたらそうなった。間違いなくそうなるんだから、それでいい』という理屈です。
世の中には、このような考え方を嫌う方もいるので、それが正しいと押し付けるつもりはありません。
私は、実際に出た結果を説明できないという事だけで否定しない、という事です。
大事だと思うのは、それが人の役に立っているか、人に喜ばれているかです。
だから、ちょっと不思議でも科学的に説明できなくても、役立つ限りそれは正しいと信じます。
件の話も、実際に人の役に立つものが存在するか、という本当のことが早く知りたいです。