大腸(内視鏡)検査 体験談3

頭痛肩こりを姿勢から改善するてのひら整体です。
大腸検査の続きです。
溶剤を飲み終わってしばらくすると、もう何も出なくなりました。
病院に行くまでの間に便意を催したらどうしようと思っていましたが、その心配は全くなさそうです。
病院から便の状態の確認の電話が入り、予定通り検査を行う事になりました。
もう便意の心配がないので、安心して病院まで行けました。
病院で少し待つと、名前を呼ばれて着替えを渡されました。
どんな検査着かと思ったら、上着はまあ普通、下は後ろに穴(切れ目?)のあるズボンでした。
いよいよ検査室に入ります。
ベッドがあって、機械がたくさん置かれた部屋が検査室でした。
ベッドに横になって待機。
このまま検査に入るのかと思っていたら、その前に『腸の動きを止めるため』の注射をするとのこと。
久しぶりの筋肉注射です。
腸の動きを止めるからと言って、おなかとかお尻に打つわけではありません。
肩に注射をされてしばらく待ちます。
分泌系を押さえる薬を注射されたので、口の中は次第に乾いていきます。
そのうえに緊張も重なり、口の中はさらに乾いていきます。
やがて先生と看護師さんがそろいました。
先生「では始めますね」
私「時間はどのくらいかかるんですか?」
看護師さん「30分から1時間ぐらいですね」
意外とかかります。
すぐに内視鏡を入れて、奥に進んでいきます。
予想では、楽にスルスルと入っていくもんだと思いましたが、結構抵抗があって、おなかに痛みも感じます。
本当におなかの中を異物が進んでいく感じです。
内視鏡は、ガツガツと頭突きをしながら進むように、半ば強引に進んでいきます。
その間、私もモニターで内視鏡が腸内を進んでいく様を見ることができます。
これが自分の腸の中かと思うと興味深いものがありました。
本当にテレビで見るような映像が目の前にあります。
思ったよりもきれいだなというのが、正直な印象です。
年も年なので、結構困った問題がそちらこちらにあるのかとビビッていましたが、少し安心。
まずはひたすら進んで小腸との境目まで行きました。
どうやら、帰り道によくみていくようです。
帰り道は内視鏡もスムーズに動いて楽です。(後から聞いたら、腸内にガスを送り込んで広げてあるそうです)
一度通った道を戻るので、もうとんでもない物に出くわすことはありません。
予想では、S状結腸あたりに憩室でもあるかと思われていたのですが、憩室は上行結腸の方にいくつかあり、どれも問題ないそうです。
腸内は比較的良い状態に保たれていると、先生から言われました。
やはり食生活が大事なようです。
特に問題なく検査は終了し、腸内のガスを抜いて内視鏡も抜かれました。
問題なかったからか、それほど時間はかかりませんでした。
それでも口はカラカラになっていました。
この後は普通に食事をしてもいいと言われたのですが、抜けきらないガスと異物感の感覚が消えないので食欲もわいてこず、昼食はスープだけにしました。(検査は12時から始まったのでした)
予想として大腸の内視鏡検査は胃カメラよりも楽だろうと高を括っていたのですが、思った以上にハードでした。
もしかしたら、鼻から入れる方式の胃カメラならこれより楽かもしれません(ちなみに、胃カメラは飲んだことがありません)。
それでもおなかに、「もしかしたら...」という不安を抱えていたので、結果を自分の目で見れてすごくホッとしています。
この不安から解き放たれた気持ちは何とも言えません。
もしもおなかに不安を抱えている人がいたら、ぜひ教えてあげたいです。
「内視鏡検査受けたほうがいいよ。ちょっとつらいけどね」