頭痛・肩こり予防に姿勢を意識する

頭痛肩こりを姿勢から改善するてのひら整体です。
当院での施術でも姿勢は改善します。
でも、一度改善してもその姿勢はまた悪い姿勢に戻ります。
これは、長い期間悪い姿勢でいたために脳が『これが正常』と悪い姿勢を維持しようとするからです。
だから、脳が正しい姿勢を『これが正常』と認識できるようにしてあげなければなりません。

そのためには、施術での改善だけでなく自分でも日常生活の中で正しい姿勢を意識してあげることがとても重要です。
施術よりも重要なことかもしれません。

でも、正しい姿勢と言われてもよくわからないから、いままで悪い姿勢のままで過ごしていたわけです。
そこで、正しい姿勢の第一歩といえるセルフケアをお伝えします。
意識することは1つです。
それは、『おへそを5ミリだけ上に持ち上げる意識』です。
『おへそを5ミリ持ち上げる』という事を意識すると、おなかに軽く力を入れることになります。
それで正解。
ほとんどの方の普通の姿勢では、おなかにまったく力が入っていません。
おなかに力が入っていないと、骨盤は前に倒れて行ってしまいます。
そうすると、腰が反ってきます。
腰が反ってくると、バランスを取るために背中の上の方が後ろに下がって、頭が前に出てしまい、猫背になります。
この猫背が首や肩、腰に負担をかけます。
その猫背を改善するために、骨盤を前に倒れて行かないようにするのが『おへそを5ミリ持ち上げる』意識です。

勘違いしてはいけないのは、『胸を張る』のとは違います。
胸を張ってしまうと、余計に腰がそってしまいます。
ことさら胸を張らなくても、おへそを持ち上げることで、肋骨が広がって胸を張った時のようになります。
これは、呼吸量が増えて代謝があがるというメリットもあります。
ほかにもセルフケアでできることはありますが、これが第一歩です。
立った姿勢も座った姿勢もこのおへそを意識することで、今までよりもいい姿勢になることができますよ。
ポイントは、『5ミリ』です。
あまりおへそをたくさん持ち上げようとすると、おなかに力が入りすぎて腰にも同時に力が入ってしまいます。
力を入れ過ぎて腰が痛くならないようにしましょう。